IT基礎知識|サーバーとは何か

サーバーって説明できますか?

あなたは、サーバーと聞いて具体的にどのようなものか説明できるでしょうか?

サーバーと聞くと、

配線のぐちゃぐちゃした研究所にあるようなどデカい箱、

映画やドラマで出てくるコンピュータールームの機械をイメージするかもしれません。

 

今回は、サーバーとは一体何なのか、

初心者向けに簡単に説明します。

 

世の中には、

WEBサーバー、メールサーバー、データベースサーバー…

といった色々な◯◯サーバーがあります。

おそらく、1つくらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか?

 

数々の「◯◯サーバー」がありますが、

実はそれぞれ独立したサーバーが存在するわけではありません。

 

サーバーに◯◯の機能がついたもの、

これが◯◯サーバーと呼ばれているだけです。

 

サーバーとはコンピューターのこと

サーバーとは、LinuxやWindows Serverのような、

サーバー用のOSをインストールしたコンピューターのことです。

 

ですから、あなたのお使いのノートパソコンも、

サーバー用のOSを入れれば「サーバー」に変身するのです。

このサーバーに、どんな機能を付けるかで名称が変わります。
たとえば、

「Apache」や「nginx」というWebの機能を提供するソフトウェアをインストールすると、

「Webサーバー」になります。

「MySQL」や「PostgreSQL」というデータベースの機能を提供するソフトウェアをインストールすると、

「データベースサーバー」になります。

「Sendmail」や「Postfix」というメール送受信機能の機能を提供するソフトウェアをインストールすると、

「メールサーバー」になります。

 

もちろん、複数のソフトウェアをインストールすることも可能です。

その場合は、「Webサーバー兼データベースサーバー」のようになります。

 

以上のように、まず第一にサーバーとは、

「サーバー用のOSをインストールしたコンピューター」

のことです。

 

巨大な箱のようなサーバーは、

普通のノートパソコンレベルよりも遥かに大きな容量やメモリを持っているだけということです。

 

ここにどんな機能のソフトウェアをインストールするか。

それで呼称が変わるだけなのです。