ネットワークを構築するために必要な知識とは
ネットワークエンジニア、インフラエンジニアはもちろん、
情報セキュリティを考える上でも必須の知識、
それがネットワークの知識です。
サーバーやパソコンの通信には、当然ネットワークが必要であり、
ハッカーもクラッカーも、ネットワーク領域に俄然強い傾向があります。
それでは、一体どんな知識が必要となるのでしょうか?
ざっくりと説明します。
IPアドレスの知識
IPアドレスとは、各機器に割り振られた固有の番号のことで、
ピリオドで区切られた4つの数字で表されるものです。
ルーターやパソコン、スマホにもIPアドレスが割り振られています。
ネットワークを構築するには、
まずどのようにIPアドレスを割り振るのか、
どの経路を使ってデータを流し、制御するのかといった知識が必要になります。
DNSサーバーの知識
インターネットを利用する際、URLを指定することと思います。
「http://google.com」などのドメイン名を、
通信先のIPアドレス(数字)に変換する必要があるのですが、
その役割を担うのがDNSサーバーです。
ドメイン名とIPアドレスを、どのようなやり取りで変換しているのか、
そのような知識が必要となります。
ツール、コマンドの知識
ネットワーク構築においては、
正しく通信が行われているか、検証が必須の作業となります。
たとえば、コマンドプロンプトやパケットキャプチャツールを使い、
実際に流れるデータを把握する必要があります。
ネットワークトラブルが発生した際や、アプリケーション開発でも必要になる知識です。
以上、ネットワーク構築に必要な知識を説明しました。
各種、非常に奥が深い内容になりますが、大枠を知っておくと取り組みやすいと思います。