ビジネスは多種多様
今回の話題は、一般論です。
世の中には、あらゆる業界が存在します。
ビジネスをされている方は、
書籍やインターネットなどあらゆる媒体を通じて、
有益な情報を収集されるかと思います。
現在は、情報過剰とも言える現代の世の中です。
当然、インターネット黎明期のような、
質が非常に悪い情報やコンテンツはほぼ淘汰されてきています。
つまり、どんな記事でも
「一理あるな」
と思える内容が必ず眠っていると考えたほうが良い状況です。
たとえば、有益なコンテンツに触れ、
「良い話を聞けた。具体的な方法もわかった。」
となったとします。
良い話を聞いた。だけど…
問題はここからです。
「じゃあやってみよう!」
こうなるかどうか。
ここが分かれ目だと言われます。
現実の大半の人はどうなるか。
”私の業界は特殊なので…”
”うちの◯◯業界は特殊だから…”
”私にはまだ早すぎる”
このようになってしまうことが大変多いのが現実です。
これは、良い悪いの問題ではなく、
もはや人間の心理的な特性・本能だとも思います。
たとえば、チャレンジ精神旺盛な性格の多そうなアメリカでも、
この話題はやはり同じように取り上げられます。
ダン・ケネディもウンザリ
たとえば、
ダン・ケネディという米国で有名なマーケターも、
My Business Is Different.
となってしまうクライアントを嘆いています。
「とにかく実行する」
こういってしまえば終了なのですが、
聞いてすぐ実行できる、そういう人は明らかに少数派の人です。
では、具体的にどうすればよいのか。
有益な情報を得た直後の自分の感情を冷静に見つめること。
防衛本能や心理的な反応が働いている自分の心を見つめること。
これだけで無意識的な反応を意識化することができ、
自分自身を行動に導くことができるようになります。
「〜業界なのでって、また自分言ってるな」
と気づけば、
「自分の場合に具体的にどう応用して実践しようか」
と意識を変革させ、行動に至るのです。
完コピの業界や前例しか行動できないというのでは、
すべてが二番煎じになってしまいます。
あらゆる情報には、必ず応用できる余地がある。
このように考え、自分の感情を見つめることを意識したいものです。