開発環境構築メモ|CentOSにRailsを入れるまで

仮想環境に構築したCentOSにRailsを入れるまでのメモ。

数十サイトをサーフィンし尽くし、ようやくたどり着いた。(これ以上人生の時間を無駄にしてほしくないので)

http://qiita.com/noraworld/items/d92cca9bb449b48a97aa#vagrant%E3%81%A7%E3%81%AF%E8%B5%B7%E5%8B%95%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84

前提

まず、多くのサイトはMac本体にインストールする例を挙げている。
Macでは、homebrewなどで簡単にインストールできる。
さらに、Macはruby等が最初から入っていることもあり、今回のように仮想環境に構築したCentOSに導入する際には方法論が異なる。
(初心者は、パーミッションやIPの設定に苦しむはず)

大まかな流れ

①rbenvをインストール
②ruby-buildをインストール
③Rubyをインストール
④Railsをインストール
⑤Railsサーバを立ち上げる
⑥ホストマシンのブラウザでアクセスする

細かい部分は上の参考サイトに譲るとして、そもそも論や目的を補足。
(個人的には、全体像や目的が見えないとかなり不快なので)

①rbenvをインストール

まず、Ruby on Railsという名の通り、Railsフレームワークを導入するには「Ruby」が要る。
しかし、このRuby、バージョンが頻繁に変わり、バージョン依存の不具合が多い。
Railsとの互換性を保つためにも、Rubyをいちいちインストールし直す必要が出てくる。
このとき、Rubyのバージョン管理に使えるツールが「rbenv」ということ。
複数のRubyのバージョンを保持し、適宜切り替えることが出来る。
多くのサイトでこれを使うことが推奨されている。
※Rails Tutorialにて紹介されている2014年あたりの導入手順紹介サイトでは、
環境変数のPATHを通さなくてOKなどと書いてあるが、通さないとダメ。

②ruby-buildをインストール

③のステップで、Rubyをインストールするが、このとき「rbenv install〜」というコマンドを利用する。
そのためには、この「ruby-build」というプラグインが必要。
rbenvフォルダ内のプラグインフォルダにインストールする。
そして、今後Rubyがバージョンアップされていく時には、この「ruby-build」をバージョンアップすることで、
常に最新のRubyをrbenvにてインストールできるようになる。
※参考サイトでは要らない的なことが書いてあるが、入れないとコマンドが効かない

③Rubyをインストール

エラーが出たら、不足部分をインストール。
インストールした状態では「ruby -v」で確認しても出てこないことがある。
ログアウト・再起動が必要なのを忘れずに。

④Railsをインストール

⑤Railsサーバを立ち上げる

参考サイトに倣うこと。
エラーが出るが、基本インフラ系はこんなもんが当たり前。
心が折れたら負け。(初心者は数時間サーフィン当たり前の世界)

⑥ホストマシンのブラウザでアクセスする

Railsの仕様が変わり、外部マシンからアクセスできなくなった模様。
(ポート80番の方はアクセスできるのに、と詰まるハズ)
本来、「rails s」で起動すればOKだが、
「rails s -b 0.0.0.0」で起動することにより、解決する。
これで、ホストマシンからポート3000番でアクセス可能。

複数サイトを渡り歩いて、GUIでもないCUIコマンドで権限操作等してるとわけが分からなくなる。
sudoつけ忘れたり、ユーザー毎のbash_profileに書いてはダメとか。
ruby-buildプラグインのインストールディレクトリはサイトによって異なってたり。
とにかく、一貫した信頼性に欠けるサイトが。。。
たしかに、細かな仕様はバージョンによって変わる。(2年経ったらもう使えないと思って良いレベルの速度)
今回のように、手続き自体の羅列ではなく、その「目的」と「意味」を把握しておくのが、
特に概念自体を知らない初学者にとっては最善策だと身にしみて感じた。

不親切・専門性を旨とし、ジャーゴンに酔いしれるオタク的発信はプログラミング人口の増加に寄与しないと心得るべき。
プログラミングはツールであり、ただの実現手段。